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昌朋カフェブログ

依存

昌朋カフェ
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漢方に精神的な思いを求めたり、非現実的な思想におきかえてしまうのはとても怖いことです。「末期ガンでステージ4」と宣告された方がガンに良いお茶はないかと来られたこともあります。確かにネットを検索すればグラビオーラはガンに良い、など様々な情報があります。藁にもすがる思いで漢方茶のお店に来られたとは思います。でも、うちは病院ではありません。

お店をしてから、とてもたくさんの本を読みました。書いてある内容もバラバラです。「健康」という概念はどこにあるのか、私も迷いながら日々を過ごしています。

ただ一つ言えることは、目に見えないものを信じてしまうことほど恐いことはありません。末期ガンと宣告されれば何でもいいからすがりたくなるのは当たり前です。しかし「自然療法で治す」とか「気功で気を体におくって治します」やよくわからないサプリメントや加工健康食品などに依存して信じてしまうのはどうかと思います。もちろんこのブログも。

このしょうもないブログも、中には参考になるものがあるのでは、とお読みくださる方もいらっしゃいますが、私の考えは、ビタミンCをサプリで摂るなら、ミカンを1つ食べた方が良いじゃないか、というのが根本的な考え方です。お湯にサラッと溶ける加工されたインスタント漢方茶を飲むなら、食材そのものを、茶葉をそのまま煎じて飲んだ方がいいじゃないか、というのがお茶に対しての考え方です。そして体はそれぞれ違いますし、生活の仕方も職業も皆違います。スポーツ選手であれば人並み以上に多くの食材をとらなければならないし、体を休めるためにたくさんの睡眠も必要になります。普通に考えればそうなりますよね?だからそれぞれに合った養生があり、養生の仕方が違うのは当たり前ではないか、というのが健康への考え方です。

色々と本を読んで勉強されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、その本の考え方に依存し過ぎない事が大切です。「良い部分を取り入れてみよう」くらいの気持ちで読み進めてみましょう。「この本良いなぁ」と思う本はたくさんあります。読み終えた後は一拍置いて内容を反芻し、真似してみたい部分、現実的に考えてどうか?など考えてみます。例えばドミニック・ローホーさんの本もとても素敵な考え方の人だなぁ、と好きな本の1冊です。シンプルライフ、エコに対しても。ちょうどラジオで「日本は先進国でありながら先進国ではない」と言われていました。それはエコに対しての意識が薄い事などが挙げられていました。確かになぁ、と思います。シンプルライフは物の大切さ、大切にしよう、という意識向上にもつながるだろうと思いました。知り合いのお子さんが10歳くらいですが、一緒に遊んでいる時「おねぇちゃんシールいる?」と言って私に渡そうとしたので、「せっかくお母さんが買ってくれたから〇〇ちゃんが使いなよ、私は使わないから」と言うと、「家に100枚ぐらいあるからいいの、あげる」と言うと棚にペタペタと貼りはじめました。しょうがないので放置しましたが、その子は私を好きで何かあげたい、と思ってくれたんだろう、とその気持ちはありがたいけれど、その子の親は何でも買い与えてしまう人だからあまりよくないなぁ、と日頃思ってはいました。今は100円均一で何でも安く買える時代ですし、服も靴も昔に比べれば安くて可愛い物もたくさんあり、何かと物をごちゃごちゃと買いあさる方も多くいらっしゃいます。ゴミも増え、物も大切にしなくなってしまうだろう。家電も新しいものが出ては買い、ゴミだらけだなぁと感じます。母の友人の後輩の方が引っ越しをする際、服は全部いらないと言われたそうで全部いただきました(笑       それはもったいない、高そうな服も混じっていたのでラッキーでしたよ。もう一生服いらないかなぁ、なんて思ってます。前にテレビで日本に住んでいるアメリカ人かフランス人の方だったかな?日本では家具とか買わなくていい、粗大ゴミを持って帰って使えば何も買わなくてすんだ、とおっしゃっていました。それほど使える物をそのまま捨てていると言う事ですね。ただドミニック・ローホーさんの本を読んでミニマリストを目指し家の中のものを片っ端から捨てた方を見たことがありますが、それは違うだろうと思います。今あるものを大切に使い、これから買うものを「本当に必要か、必要でないか」を吟味すればそれで良いのに、、と思います。

ノーベル賞を受賞した本庶佑さんが会見で教科書の内容を疑うこと、そんな事をおっしゃっていたような記憶があります。確かに、と心の中で頷いてニュースを聞いていたような気がします。

基本的に女性は「陰」男性は「陽」ですから、女性は根菜が良いと言われているのも土の下に伸びるものは「陽、もしくは陽に近い食材」だから玉ねぎやごぼうなど根菜が良いと言われています。でもそれはあくまで「基本」であってみんなそうか?と言えばそうではありません。女性でも陽に傾いている方もいらっしゃるでしょう。特に近年は肉食で陽に傾きやすい食材、肉やチーズなどを好んで召し上がる女性も多いですから、陽に偏りがちになります。逆に男性でも肉や卵、魚などをあまり食べず野菜中心とした食事を心がけすぎると陽気が失われ陰に偏りがちの体質へと変化してしまいます。

土の中に伸びる植物、土の上に伸びる植物、実になるもの、色の濃い植物、色の薄い植物、海の中の植物、魚、貝、牛や豚などの肉、菌類など、特にアレルギーなどがないのであれば、大地の全てをいただきましょう。アレルギーで食べられる食材がほとんどない方もいらっしゃいます。ただの食べず嫌いはそういう方々に対して失礼な行為です。

初めに書いた精神面の依存に注意してほしいのは、「この珠数を身につければお金が入ります」や悲しい出来事などが起こり何かに依存してしまいたいなど精神面が弱っている時に良い言葉を並べて近づいてくる(宗教的な方々など)など非現実的であろう場所に依存してしまうことについてです。「この珠数が、この置物が、これを身につければ、」などはありもしません。

例えばその珠数を身につけてから宝くじが当たった、という方は「偶然」です。その置物を置いてから仕事が上手くいき昇進した、という方は「偶然」です。それで上手くいくいくつかの要素があります。1つは暗示効果。「これを身につければ上手くいく」という一種の思い込みからくる自信が積極性をうみ、強気に出たことがプラスになり仕事が上手くいった。2つめはたまたま大運の流れが変化する年だったこと。大運の季節がガラリと変わる年に近づいていくと今までの考え方に変化が現れてきます。何だか無性に何か学びたい、など新しい意識が芽生えたりするでしょう。それらが偶然に重なり良い方向へと流れた結果滞っていた物事が動き出すなど、人生には必ずそういった変化が訪れるものです。あとはその方にとって「光る物」というアイテムが自分に合ったものだったか。これはあくまで気休めですが例えば私の大運は夏から秋になりました。命式内の官星は通根し帝王、力量がとても強くなっていますから私(乙)が剋され弱くなっています。幸い印星の水も通根し長生となり金の力を奪い乙に力を与えてくれるのでなんとかかんとか、という感じです。今の私に良いアイテムを選ぶとすれば同じ木の植物や緑色のアイテムや水の黒色や水色、そういった類の服を着たり身につけたり、そういえば逆に白色や土系の色、アクセサリーなんかもジャラジャラと身につけたいと最近は思わないんですよね、、、とそういう事です。言いたい事は「幸運の珠数」「幸運のネックレス」なども人によっては「最悪のアイテム」にもなるということです。これは気休めですけどね(笑

大切な事は自立する心です。ドミニック・ローホーさんの本にもあるように依存せず自立する心、自分の心に根を持つこと。これはこの本だけではなく、けっこう色んな本にも書いていますが、まぁ自立心がある方が本を出せばそのような内容になるだろうと思います。もちろん出来ない方も大勢いらっしゃるだろうと思います。身弱の方なんかは流されやすく依存しやすい傾向にあります。その場合常にそばにいる友人を選ぶ事が大切だろうと思います。「友人を選ぶ自由」と書かれていますが、ご自身が根をはる努力と今は豊かな時代ですから「選ぶ自由」を選択できます。ご自身をよく理解し、プラスになる選択をできるように常に精神をリセットしたいものです。

変な宗教や気功、四柱推命でも曖昧な巧みな言い方をして何か誘う笑顔の裏には下心たっぷりな人間に依存せず、精神も健康でいられるような根を持てるようになりたいものです。病は人を惑わせ判断力を鈍らせます。そんな時こそ日頃健康な身体を維持し力を発揮できるように。えぇ、と本当にへんな人がたまにいますよ、支柱推命している人でもこのお札を1ヶ月、体のどこかに身につけていれば男性運が良くなるよ、とか病気が治るよ、などと言う人間が、、、お祓いとかしたりね、、、笑えてきますから(笑

でも精神、肉体が弱っていると普段は笑える判断力があるのに鈍っていれば間に受けて真剣に考えてしまうものです。あぁそういえば本庶佑さんが「医者が余計なことをしなければ病気にならない、人は自己治癒力がある」というような事もおっしゃっていました。何だかノーベル賞を受賞された方がこんな風に考えて下さるのだ、ととてもうれしく思いました。でも患者さんの事を真剣に考えて下さるお医者はいらっしゃると思います。その中にはそうでない方もいる、という事なんでしょうか?