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昌朋カフェブログ

胃の滋養について

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胃の滋養について少し書きたいと思います。

土の五味は「甘」です。脾胃が病むと甘いものをとても好むようになるか、あるいはまったく受けつけないか、どちらかに傾くと言われています。

では胃の滋養の為に甘いものをたくさん食べれば良いのか、そんな事はありえません。土が大過すれば土は水を剋します。水は腎・膀胱・耳・骨・髪に関係がありますから、それらに関係する病、例えば骨が弱くなる、耳が聞こえにくくなる、耳なり、など何かしらどこかに異変が生じてくるかと思います。木は土を剋しますが土が太過すれば逆に土が木を剋して逆剋となります。

胃の滋養の仕方は様々で、「胃に良い」と言われている食材はたくさんありますが、基本的には「平」のものを中心にとるようにしています。刺激物、香辛料や酸味なども胃に良い、というか一般的に食欲増進や消化促進という面で胃に良い、と言われていますが、まぁ世の中には胃がとても強い方もいらっしゃいますが、どんなに強くても年齢とともに自然に弱っていくのが通常ではないでしょうか?ですからどんな方でもそれは共通しています。例えばお酢を毎日飲むおじいさんの歯が溶けた、という事を昔テレビで見た事があります。酸が身体に良いと思い、少しずつ口の中に含んで飲んでいたそうです。酸とはそれほど強い、という事です。これらが胃に入ると想像して下さい。例えばとても辛い物を食べると口の中が痛くて麻痺する事があります。私もこの前ししとうの中に辛いものが混じっていて口の中が「いたっ」となり胃が少しチクっとなりました。激辛が好きな方、なんでもお酢をかけて食べる方などいらっしゃいますが、そういったものは「少量」で十分に身体の為になっています。「大過」ほど怖いものはない思います。「少な過ぎる」事は補充をしてあげればすみますが大過を戻すこと、つまり大過したものを剋す、もしくは生扶してながしてあげる事は難しく、習慣化してしまうと変える事が難しいからです。

甘いものが好き、と言って毎日食事代わりに甘いものをたくさんとる方がいましたが、あまり食事をしていないので痩せてはいますが、良い痩せ方ではありません。「痩せれば良い」というわけではないですからね。そして毎日甘いものをたくさん食べる習慣から抜け出すことは難しい事です。私も甘いものはよくとりますが、基本的に外食や中食ではとりません。外でスイーツはほとんど食べません。純黒糖や純ハチミツの甘み以外はとらないように心がけていますから。長時間外出するとわかっている時は自分で作ったクッキーを持って行くようにしているので、コンビニでスイーツを買って食べることもありません。外の甘みは脳が喜ぶのでやめられなくなります。習慣化してしまえばなおさらです。きちんとした食事や生活を心がけて習慣化すれば自然と白砂糖の甘みが嫌になります。「黒糖が嫌い」という方もいます。しかし食を見直して生活していると、逆に加工食品の甘みに不自然さを感じてきます。そして純黒糖や純ハチミツの甘みはたくさん食べたくなる、ということはありません。

太陽が昇り天が陽に傾き、私達は陽気を浴びます。陽は「動」で陰は「静」です。陽気のおかげで身体は「動」になり活発になります。お昼を過ぎれば陰に傾きはじめ、身体は陰「静」へと傾きます。「甘」は人間にとって大切なエネルギーですが、極端に体を動かす仕事やオリンピック選手はおおいに必要ですが、普段さほど体を動かす事がない人がたくさんとれば大過してしまいます。ですから私は身体が活発な時間まで、と決めています。それは人によるだろうと思います。例えば夜の22時、23時まで活発に働いている方なら夕方まで摂っても大丈夫だと思いますし、それはご自身の生活によるかと思います。

胃の滋養という観点からだけでなく、「大過」は身体のバランスを狂わせます。精神面も。精神についてはまた今度書きます。

家を掃除しているとことわざの本が出てきて読んでいると、良い事書いているなぁと深く思ったので書きます。

「朝の果物は金」果物は朝食べるのが1番良いという意。身体を目覚めさせたり胃腸の動きを促進するので果物は朝に食べるのが良いという説から言われているそうです。「良いうちから養生」常日頃からの用心が大切、という意。健康なうちから身体の事を気づかうのが一番身体の為になるという説から言われているそうです。ことわざの勉強をするだけでもなんだか健康になれそうな気がしてきます。