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昌朋カフェブログ

昌朋カフェ
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私はファスティングや絶食をとても虚しい行為だと思っています。そして豊か過ぎる現代の象徴とも思える行為だと感じます。何故そのような行為をするのかが今だに理解できません。昔、まだ私が接客していた頃にファスティング協会云々と言った方が来られたことがあります。1週間から長ければ10日ほど何も食べず飲み物のみで過ごすと言うので意味がわからず「私には出来ないことだし興味もない」と言うと「あなたはこんなに良いものを食べて韓方茶を飲んだりしてるから別にしなくてもいいでしょ」というような事を言われました。

今読んでいる本には添加物や薬の事が書かれています。この著者の言うことが本当であれば、世の中に添加物が入っていない食材は存在しないでしょう。植物には化学肥料に農薬、家畜や養殖魚には病気にならない為の薬を、海の中には水銀などの汚染物質があり魚はそれらにまみれており、空気は汚染されていて、何一つ本当の「天然」と呼べるであろう食材や自然は見当たりません。それが発達した文明で生きるということではないでしょうか?こういった本を読んだ人の中には家畜や乳製品を食べたくない、と言って摂取しない方もいらっしゃいます。それらを摂取しないから、それ以外の物は自然か、というとそうではありません。

突然ですが、あなたは排便しますか?毎日食事をし、排便があるということは、あなたの内臓は元気に動いているということです。私は毎日お通じがあります。汚い話で申し訳ありませんm(__)m排便がないという日はほぼありません。毎日快便です。そう、健康だという証です。

昔、漢方医だという方が来られた事があります。顔にブツブツが出来てずっと治らないくて困っている、と言っていました。初心に戻って考えてみると、また見えてくるものがあります。

例えば冷え性だからと言って温める食材ばかりを口にするのはどうでしょうか。それですぐに体が温まり冷え性が治るでしょうか?陰を陽にすぐに傾けることはできませんし、陽をすぐに陰に傾けることもできません。陰と陽の調和をはかるには陰と陽の食材を少しずつとらなければなりません。比較的どちらを多めにするか、ということくらいです。

たくさんの本の中には様々な健康法が書かれています。人それぞれ違えど、食べる、寝る、動く、は皆同じです。あとは職業によって変えれば良いのではないでしょうか。朝は水だけを飲む方が良い、と書かれている本があります。まぁ、例えば体を動かす仕事の方や真夏の日差しの中で営業で動き回る方など朝から汗をしっかりかく人が塩分も何もとらず昼まで何も食べない、というのははたして良いでしょうか?

身体の中はつながっています。「当たり前だろ」と言われそうですが、薬膳の性味と帰経を重視し過ぎる傾向があるように思います。今5冊くらいの本をちょこちょこと読んでいますが、そのうちの1冊にヒントがありました。うちの母の命式は心を1番剋す命式となっており、次に肺や胃がどうかな、という感じですが、表面上に表れているものと言えば肺や胃の方が顕著に表れているように思っていましたが、読んでいた本に心が弱まることによって表れる咳があると書かれていました。そう、咳や痰だと必ず肺を疑ってしまいますよね、心が弱まることにより脾が弱まります、それにより湿気の異常で肺にくるようで、これは肝からの異常でもありえるそうです。肝からの異常とは感情が大きく左右します。カッとなる怒りや異常な緊張などからくるそうです。本当に勉強になるなぁ、、、そういうことかぁ、、、、と思いました。何が言いたいかと言うと、「身体はつながっている」ということです。「この食品がこれに良い」とか「あれに良い」などと断定するのではなく、たとえ肺かな?と思っても他の臓器もきちんと考えて食事をしなければならないなぁと改めて感じます。

身体の機能をしっかりと保ち、継続させるために食事をします。過食などの暴飲暴食は決してよくありませんが、山の中でじーっと座って修行をしているんじゃないんだから、食をとらずに日々の生活をするのはどう考えても理にかなっているように思えません。こんな本がありますが「やってはいけない健康診断」です。

日々思っていたことがほぼ書かれているな、と感じたので、一度参考に読まれてみてはいかがでしょうか?ご自身の健康に役立つかと思います。          なぜ血圧が上がるのか?年齢と共に上がるのはとても自然な事だということです。血圧が上がるのは血液を循環させようと身体が必死で身体を守ろうとしている証拠ではないでしょうか?もう小学生を過ぎた頃から動脈硬化は始まっているそうです。血圧が上がりすぎるのは、自分自身が動脈硬化を進めてしまうような食事や生活習慣を行ってきたという証だということがわかります。私は揚げ物や動物性の脂はとらないですが、メディアの中の医者は進めています。私は全ての情報を鵜呑みにするのはどうかと思いますし、冷静になって普通に考えるとわかることが、今の時代の人はわからなさすぎるように感じます。

この前おばさんが「ヘナで染めると、ヘナが頭皮の毛穴につまる」というような事をメールしてきました。だから心配だ、というような内容です。テレビでやっていたのかよくわからないですが、「あほらしい」と言いました。毎月家で母の髪をヘナで染めていますが、もう何年も前からです。シャンプーで洗ってんのになんでつまるんだよ、と普通に思います。だったらとっくにハゲてるわ。むしろ日本人は綺麗好きすぎて1日2回も風呂入る人がいるのに。むしろ油分を流し過ぎだろ、くらいにしか思いません。母の髪を染める度に「髪の先まで栄養いきとどいてんなぁ」と普段の食事のおかげだと自負しています。

うちの店がまだモーニングをしていた頃、ランチではお粥をしておらず、朝粥のみを提供していました。その当時ランチに来られたお客様に「お粥ないの?」と怒鳴られたことがあります。「ファスティングしてるからお粥がいいんだけど」と言われましたが、朝しか提供していないことを伝えるとイライラした口調で鍋でいい、と注文されました。冬季限定で鍋をしていたのでお出しすると、スープとご飯を2口ほど食べ残りは全て残されました。年齢は50代前後に見えましたが、この人は自分の子供にも同じことを伝えていくのだろうか?と考えました。自分の子に、次の世代に、「絶食はとてもいいことだ、そしてその時に外食する際はお金を払ってんだから残したければ全て残せ」と伝えるのだろか?と思いました。

もし私なら次の世代に何を伝えたいだろう、と考えました。自分の子にはたくさんの様々な食材を、できる限りシンプルにそのものの味を味あわせ、過食することなく、絶食することなく、なぜ腹八分目が良いかを伝え、きちんと1日3食食べさせ、せめて自分の目がいき届く年齢までは外のお菓子の味を食べさせたくはない、と考えています。食のありがたみと、健康でいられることが何よりの財産だと思います。どんな物事にも負けない精神的な強さにも繋がる、とも思っています。私自身が食を通して経験していること、生きる知恵と、薬膳素材を程良く摂り入れて作る料理やお茶、食の良さを思う存分に伝えたい、と考えました。もちろん、スムーズにはいかないですが、自分はそれらを伝えたいと思っています。

母のおかげで食のありがたみを感じています。戦争の事、不便な時代の毎日の日々、祖母が母に伝えた様々な話、漢方医だったひいおじいちゃんの日常。次の世代に伝えた物事が、その想いはその次の世代へ残ると思います。

糖質ダイエットだとか、絶食だとか、果物だけをとれ、とか1日1食にしろとか、なぜ世の中には様々な情報が蔓延してしまうのか、その根本的な物事の背景を考えなければならないと思いました。