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昌朋カフェブログ

剋さないように

昌朋カフェ
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体の中って見えないから、気づかなくて人は自分の身体を剋しますよね?表に出て気づくまで。

手を傷つけたとして、治りかけた傷口にまた傷をつければ治りが悪くなり、なかなか治りません。まぁ、普通に考えてそうですよね。外側(皮膚表面)は見えるのでそんなことは誰もしません。           でも身体の中は見えないので普通に傷つけます。

薬膳に対しての日本の方の感覚と韓国の方の感覚はかなり違います。日本の方は「病気なってから漢方茶を飲む」という方が大半であると感じます。まだ私がホールにいる頃、末期ガンだと言って来られたお客様がいらっしゃいました。韓国だと考えられないことです。ガンで漢方茶のカフェに来るなんて。話を聞くと、手のほどこしようがないようで、わらにもすがる思いだと感じました。でもうちはただのカフェです。何もできないしわかりません。漢方茶を飲みに来られる方も「手足が冷える」や「風邪ひいて」などと言われて飲まれる方が多いですが、韓国でカフェに行くと誰もそんなことは言いません。たんたんとお茶を飲みます。                                                                           雙和茶は韓国伝統のお茶ですが、意味は陰と陽の調和、男女共に良いお茶、という意味があり、韓国のカフェには一般的に置いています。今は韓国も系列店のカフェがたくさんあるので、そういったカフェには置いていませんが、それ以外のカフェはたいがいあります。普通に珈琲や紅茶を飲む感覚で注文して飲まれています。                               根本的な意識が違うのだと感じます。

例えば胃腸炎になったとして。一度胃腸炎になると繰り返しなりやすい、とよく聞きますし、私も実際そうでした。知り合いで胃腸炎になったことがある子がうちで高麗人蔘のお茶を買っていき飲んでから、なんだか胃の調子が良いなぁと思い少し暴食した、と言うので「バカなんじゃない?」と言いました。身体は通常、傷を治そうとします。せっかく治そうとしているのにちょっとお茶飲んで少々良い食生活をしたからと言ってすぐに治るわけがないですよね。自分自身が今まで積み重ねてきたことを帳消しにできるわけがない。その何倍も何倍も積み重ねていかなければなりません。そんなすぐに健康になれるのなら皆、病気なんてしません。傷口を広げるようなことをするなんてバカなのか?と思いかなり罵倒したら「確かに」と言って気をつけるらしいですが、そのような人はなんだか多いような気がします。

よく聞くのが男性だと高麗人蔘茶を飲んで身体が元気になったから、と 言って暴飲したり、と再び悪生活を送るようになったりします。ありがちな事ですね。薬膳や漢方は本来、人を良い生活や良い精神に導くためのものであります。人は健康になると、自然に健康な生活を送りたくなるものです。そのための第一歩だと私は思っています。もちろん私自身がそう考えているだけかもしれませんが、陰と陽の調和とはバランスを保つことです。

塩分が多過ぎても少な過ぎても良いことではないし、野菜が良いからと言ってたくさん食べれば良いわけでもありません。肉の量と野菜の量、塩分量と糖分量、バランス良く食すことが大切ですよね。

漢方茶を薬の様に思っている方が多く、母がよく「漢方茶は薬ではないんで」と説明していますがあまり通じません。自分で言うのもなんですが、私は昔に比べて肌がきれいになりました。「きれい」というのは「真っ白で陶器のような」ではなく、「健康的」という意味です。自分で判断しているのではなく周りからも言われます。昔の友人にも「すっぴん美人になったじゃん」と言われるようになりました。そんなに汚かったのか?と少し腹立ちますが、「真っ白だからきれい」ではありません。食べなければ血の気が引いて白くなります。そういうキレイさではなく、健康的な皮膚は少し弾力もあり、頬ほほんのりと赤く血流が良く、皮膚が黒ずんでいない明るい肌、という感じです。昔に比べて目の下のクマもかなり薄くなったと感じます。

皮膚は自分の身体の中を表しています。血流が良く、上から下まできちんと健康的な血が行き届いていれば爪や髪にも栄養がきちんと行き届きます。うちの母は60もうんと過ぎていますが髪質もしっかりとしていて、皮膚も年齢の割には弾力もあるほうです。衣食住はどんな人も生きていく上で必要不可欠なものです。それを整えるということは根本的な事だと思います。うちのお店のレイアウトは自分でしましたが、陰と陽を考えて自分に合ったレイアウトにしています。小物や置物も自分に合ったものがあるのでは?と考えているからです。比和の関係、自分自身を強めてくれるもの、律するもの、剋するもの、陰に偏りすぎないように、という感じです。ほとんどの時間を家とお店で過ごしますから、自分が居る場所を整えた方が良いと考えているからです。健康だとやる気も出ますし、お店も常にきれいに整えておこうと掃除はかかしません。衣食住を大切にしなければと常に考えます。完璧なんて無理ですが心がけはできます。

たまに添加物を気にして外食の際、料理を残す方がいますが私は外食した際、基本的に残さず食べます。食べ物に罪はないですから捨てることのほうが良いこととは言えません。私がブログで添加物の事などを言うのは、世の中が少しずつ変われば良いと思っているからで、別に周りを批判して食べないのとは違います。そういったお店や商品が増えれば外でも気にすることなく安心して食べることができます。私も昔は何も感じず、本当に無知だったと思います。自分がこのようなお店をしようとも考えてなかったですから。でも知ってしまっことを変えることができません。添加物を知らなければこのようなお店もしていなかったですね。でも知っているのに出すこともできません。正直、身内にはやっぱり添加物の入った食べ物を食べて欲しくないという思いが強いと思います。韓国のおばさん達もクッキーとか好きなんですよね。でもあんまり食べて欲しくないので向こうに行く時は大量にクッキーを焼いて持って行きます。知り合いの人に何かおみやげを持って行く時も自分でケーキを焼いて持って行きます。市販で購入した物の方が喜ばれると思いますが。

身体の中は見えない分、気にかけなければならないなぁと心がけています。体の中が透けて手にとるように見えたらいいのになぁ、なんて思ってしまうこともあります-_-まぁ、ありえないですが。